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いつか、届く、あの空に。




通常版はこちら

いつか、届く、あの空に。 〜陽の道と緋の昏と〜

 対応機種:PlayStation2
 ジャンル:ノベル式天体観測シネマNVL
 発売日 :2007年10月25日
 初回版 :9240円(税込)
       初回限定パッケージ&ドラマCD付き
 通常版 :7140円(税込)
 発売元 :ラッセル・キュア
 対象年齢:15歳以上

 ――――この街には、決して超えらない「雲」がある。
 ずっとずっと、夜空をかが気を遮ってきた雲がある。
 だから、星空が遠すぎて。
 小さな願いは、いつしか大きな憧れへと変わっていった。

 雲に包まれたこの街で。
 満天の星空を夢みる少女たちがいる。

 ――これは、柔らかくゆるやかな日々に、淡い夢を見るお話。


 ――どこまでもどこまでも――
 それは、空が蒼く澄み渡っていた日の朝。

 巽の家を出た策は、この街へとやってきた。
 空明市。
 まるであの空を切り取り、名刺代わりに差し出されたような名の。
 ――どこか優しく頬を撫でていく、この街の空気。

 「お前は好きに生きなさい」
 あの厳格な祖父にそう告げられた時、
 策は自分が巽の者として失格した事を理解した。
 わかっていた事だ。
 ずっとずっと昔から、わかっていた。
 それでも受け入れてしまう事はできなくて、諦めきれなくて、
 無様に努力だけを続けてきた。
 父のように。
 兄のように。
 自分にだって、巽の家に生れついた者が持っていて
 当たり前のものがあるのだと、
 認めて欲しかった。

 けれど今、自分はここにいる。
 祖先が住んでいたという、古ぼけた屋敷が目の前にある。
 「巽の者を代表して、誰かがあの街に行かなければならない」
 祖父がそう告げた時、ろくに内容も確認せず、策は話に乗った。
 それが、あの家から出る理由となるのなら。
 この街の優しさに少しだけ甘えながら。
 新しい生活が始まるのだと。
 そう決心して、これから住まう事になる屋敷の門を潜った――

 これは、柔らかくゆるやかな日々に、淡い夢を見るお話。
 ……そして、ゆっくりと。
 ゆっくりゆっくりと、

 雨が降り積もっていく物語。

 ――そして

 緋が降り舞い踊る物語。


 前半、コミカルで楽しいし、後半はシリアス重視の話。
 前半と後半の落差があるがそれはそれでいい。
 グラフィックが綺麗で好きだな。
 選択肢が少ないから勧めやすいが少ないのがマイナス面でもある。
 話を読み進めるうえではいいが、ゲームといった感じがしない。
 適度に選択肢があったほうがゲームとしては楽しめる。
 文字が読みにくいのが一番の難点。
 スキップ機能ももう少し充実してほしい。
 全体的にはまとまったいい作品だが、少し血に関しての描写があるので
 そういうことが苦手な人はプレイしない方がいいと思う。




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 巽 策

 本編の主人公。
 真面目で穏やかな性格だが決断力はある。
 自分のことを巽家の落ちこぼれだと思っているのに加え、
 「策」という名を持つために「策士」というあだ名で呼ばれたことがあり、
 そのことにもまたコンプレックスを持つ。
 空明市にある祖先の屋敷でやってきたところを、
 弐壱学園天文委員の少女、ふたみに出迎えられ、男性として初の天文委員となる。


 唯井 ふたみ
  CV:遠井 実瑠


 双子座の天文委員。
 自分のことを策の「ヨメ」だと言って、結婚前提で策の屋敷にやってきた少女。
 策を天文委員会に引き入れた。とても思いやりのある性格だが、
 無表情で言葉遣いがやや乱暴であり、本人に悪気はないのだが
 相手に対して毒舌を吐いてしまうことがある。
 それにより相手を自殺寸前に追い込むこともしばしば。
 家事全般が得意であり、いつも長い箒を手に持っている。


 声のイメージより低い。
 ボーイッシュっぽい声質。
 無感情というより棒読みだな。
 物知りのようで一般常識を知らないバカって感じのキャラ。
 まあ、そこが愛くるしいが…。


 桜守姫 此芽
  CV:風華


 乙女座の天文委員。
 空明市にある名門「桜守姫家」の息女。
 まるで日本の昔話に登場するお姫様が着ているような優雅な和服を身に纏い、
 言葉遣いや立ち振る舞いも気品に富んでいるため、
 周囲から多大な尊敬と羨望を受ける。
 そのため、いまだかつて一度も成功したことのない「照陽菜」も
 彼女になら実現可能と期待されている。
 策と初めて会ったときにひどく動揺し、以来なぜか彼から嫌われるように努めている。
 しかし、もともと他人を傷つけることのできない性格であるため、
 空回りするばかりである。


 見た目に合った話し方だな。
 和服少女は可愛いな。
 もう少し声が可愛かったら言うことなしだな。


 明日宿 傘
  CV:北都 南


 獅子座の天文委員。
 策の一歳年上の先輩に当たり、策からは「傘姉」と呼ばれる。
 おっとりとした性格で周囲を自然に和ませる雰囲気を持ち、
 特にふたみからよく慕われているが
 その一方で人間離れした食欲を有する。
 なぜかいつも赤い和傘を手にしており、その中からはいろいろなものが出現する。


 うおうっ!
 めちゃくちゃ好きなタイプのキャラ。
 おしとやかで…。
 声もイメージ通りだし!!
 話の後半はちょっと嫌だけど、あれもありといえばありか…。


 未寅 愛々々
  CV:中瀬 ひな


 牡羊座の天文委員。
 空明市にある幻想的な地「空明の里」の管理者の娘。
 ツインテールがトレードマークの少女で、いつも元気なムードメーカー。
 自分のことを愛(あい)と呼び、周りからはメメと呼ばれており、
 ふたみからは妾(めかけ)と呼ばれている。
 可愛らしい外見に似合わず弐壱学園一の強さを持つ武闘派。
 ふたみのことを「おねーさま」と呼んで慕っており、
 ふたみにちょっかいを出す者が現れると、
 魔人のように恐ろしくなる「魔人モード」に移行する。
 同じ天文委員である此芽のことは快く思っていないらしい。


 声、ちょっと低すぎ。
 ロリ声を期待していたんだが…。
 見た目は結構好きなんだがな。
 まあ、性格があれだから、性格には合ってる声だと思う。


 透舞 のん
  CV:安玖 深音


 牡牛座の天文委員。
 此芽のことを「お姉様」と呼んで慕っており、
 普段から此芽の言葉遣いなどを真似している。
 短気で気が強く、トラブルメーカーであるが頭の回転は速い。
 事あるごとに此芽にちょっかいを出すふたみと張り合うことが多い。
 此芽の妹である少女、みどのとは親友同士。


 イメージ通りのきゃら。
 上から目線の女の子。
 良きふたみの喧嘩友達って感じだな。
 みどのとの友情が泣ける…。


 桜守姫 みどの
  CV:韮井 叶


 蟹座の天文委員。
 此芽の妹。
 影が薄く、引っ込み思案な性格で今にも消え入りそうな声で話す。
 また、親友であるのんの陰に隠れてしまうことが多く、
 いつも正々堂々と話す彼女のことをうらやましく思っている。
 姉である此芽のことが好きなのだがつい他人行儀な態度をとってしまいがち。


 大人しい引っ込み思案な感じがたまらんですなー。
 そういうキャラ好きだ。
 此芽とは違って普通の話し方だな。
 だが、裏の顔は微妙だな。


 唯井 静
  CV:水鏡


 ふたみの祖母にして唯井家の現当主。
 温厚にしておちゃめな人柄で、ふたみの冗談にもよく付き合う。


 御前
  CV:大花 どん


 桜守姫の崇拝対象であり、
 策の前に度々現れては不可解な事を言ってはいつの間にか去っていく。


 午卯 茂一
 CV:犬野 忠輔


 唯井家に仕えている男性。
 スキンヘッドとサングラスが特徴だが、本人は頭髪がないことで悩んでいる。
 真面目で厳格な性格。


 申子 菊乃丸
 CV:間寺 司


 茂一同様、唯井家に仕える金髪の青年。
 片目に眼帯をしている。
 茂一とは逆に軽薄で飄々としており、そのため二人はよく衝突する。


 魔族
 CV:山田 悠


 策達の通う弐壱学園で家庭科を教える男性教師。
 裁縫を得意とする。
 鍛え上げられた筋肉と鬼のような人相から生徒達から「魔族」と呼ばれている。

Lump of Sugar

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